5/28付、今回のお客様も9900Ｋでした
今回はCopperではなく純正のIHSを戻します。手間でいいますと、純正戻しの場合は、純正側のメンテもあるので作業の手間が増えることになります。
ROCKITツールへ載せて殻割実行します
まで進みます。
重要なのは面を綺麗に保つことと、脱脂です。脱脂を中途半端にやると油分が液体金属をはじいてうまくのりません。
乾燥後にIHS表面をきれいにします。
純正IHSの場合は表面に刻印がされているので、あまり強く磨きを行うと消えてしまいますので、ACETONで何度か拭いた後脱脂する程度にとどめておきます。
テストを行い、基準値内に収まったところで梱包・発送準備にて終了
5/25付殻割レポート
今回のお客様も9900Kでございます。注文のほぼすべてが9900Kの状況でございます。
今回は殻割を行う前にDelidToolをチェックしたところ、ツール自体に摩耗が見られたため、今回は新しいものと交換しました。
殻割を実施しました、無事成功。
綺麗に除去が完了し、ダイ部分の磨きをFlitzPolishで実施。
その後絶縁処理を行いました。
続いてCopperIHS側のメンテ
今回はCopperIHSの装着後にテストを実施したところ、当ショップで決めていた温度を超えたため、依頼者に確認をとって再度殻割を実施しました。
この後テスト後、基準値内に収まったので発送・引き渡し致しました。
5/31付殻割代行レポート
殻割代行のレポートですがすべてのお客様の公開をしているわけではありません。作業数が増えてきたためピックアップしてご報告しております。
今回のお客様は9900KFでございます。
新品で入庫しました。
動作テストが無事完了しました。
引き続き、殻割作業に入ります。
今回のお客様は純正のIHSの装着を行いました。
装着の前にIHS側のシーリング及び残っているSTIMの除去を行いクリーニングします。
IHS側及びCPUダイ側に液体金属を塗布して再装着に入ります。
ROCKIT89を使っての再装着です。
これまで再装着にはIHSの一部分を残して囲むようにシーリングを薄く塗布していましたが、今回から塗布方法を変更し、四隅にL字になるようにしました。
再装着時にシーリング側の抵抗が強くかなりの圧力をかけないと密着しないのですが、この方法によりあまり圧力を掛けなくても密着できるようになりました。
ROCKITの再装着用のボルトはプラスティック製で装着時にボンドを使う想定なのか大きな圧力を掛けるときは少し工夫します。
乾燥後テストを行い、無事完了ということで出荷しました。
5/24付 本日のお客様も9900Kでございます。
個数が増えてきましたがどんどん継続して行っていきます。
作業が立て込んできたので少し早送り気味です。
5月19日受領分お客様は9900K-納期は4日
動作確認、BIOS及びOSで簡易ストレステスト実施後、殻割
他のお客様の殻割準備のため、いったんここで打ち切り
