9900Kの殻割ですが、ROCKITCOOLJAPANから発売された ROCKIT 89 – 9th GEN DELID & RELID KIT により簡単にHSが剥がせます。
また問題となる殻割をした後のダイのソルダリングの除去ですが、水枕や缶ジュースの缶を溶かしてしまうという性質を活かして 液体金属のLiquidproを塗布して綿棒でこするだけというものです。
次にIHSとダイのそれぞれにQuicksilver – Solder Remover(液体金属)を適量塗布します。あまり多く塗る必要はありません。少量ずつ塗っていきます。
塗った後は20分ほど放置します
時間経過後、FlizPolishとあわせて綿棒で擦り落とすような感じでこすって落としていきます。ついていたハンダがだんだんと溶けて剥がれるようになります。
乾いていくほどに取れる量が増えていきます。
乾ききってきているときが結構落とせます。ガリガリ削ってしまって構いません
残っていると後でポリッシュしても綺麗にならないので、液体金属で平らになるまで液体金属を追加するのなどして、ハンダを除去してしまいます
ハンダが綺麗に取れたら、次は再度表面をFlizsPolishで磨きます
綿棒で満遍なく塗りながら最後はティッシュや布なので擦りながら拭き取って仕上げます
最後にRelidツールにて純正のIHS又はCopperIHSなどを装着して完了です
ハンダということで、殻割できても付着したハンダが取れず研磨が大変という予想でしたが、ガリウムの金属を溶かす性質を逆手に取った手法で綺麗に除去ができています。
画像ように鏡面に仕上がっており、これまでにネット上でのカッターややすりなど使った難しい手法も不要です。
仕上げはROCKITCOOLのクリーニングキットなどを使用してきれいに仕上げましょう。