殻割した後に、液体金属を塗布してからIHSを元に戻す手法が増えてきました。
これはダイもIHSも液体金属による金属への影響が少ないということですが、一部の金属を溶かす性質があることから、使用している簡易水冷を含む水冷ブロックへの影響を心配してIHSとクーラーの間はグリス使用が多いのも事実です。
そこでどの程度影響があるのか、テストしてみました。
テストで使用したのは2012年に発売された
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KUHLER-H2O-620という製品
https://kakaku.com/item/K0000234280/spec/#tab
ウォーターブロックには銅と書かれているため、テストに採用しました。
今回はIHSではなく、ダイに液体金属を塗布し直接水冷ブロックを装着しました。
ではその後の状態を確認します。
見る限り液体金属による反応はなさそうでした
ここで表面をきれいにするためにFlitzPolishを使いました。
表面の色は少し薄くなりましたが、綺麗になりました。
再利用も可能でしょう。
銅製のブロックの明記があれば液体金属をクーラー側にも塗れることがわかります。周りへの影響ですが液体の垂れもなくマザーボードへの影響もありませんでした。
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