5/25付その2
こちらのお客様はCoppeIHS装着のお客様でした
殻割前の起動テスト
テスト機にてBIOS起動テストの後、設定を入力し、OS起動後に簡易のストレステストを行います。
- Vcore1.28V
- クロック42倍*100MHz
メモリなどは特に設定しません。最近は固有のCPUをある程度特定することが可能になりましたので、とくにVIDも保存しなくなりました。
殻割実行
メンテの順番ですが、殻割後にSTIMはそのままにしてテープで固定し、まずはシーリングを剥がします。その後絶縁処理を行い、最後にSTIMを除去します。
STIMの除去
絶縁処理部分を確認し、剥がれたところを塗りなおし
CopperIHSのメンテ
表側は後でもできますが、裏は装着後にメンテはできませんので、軽くFlitzPolishで磨いた後、無水エタノールで何度か塗布してしっかりと脱脂します。ここの処理を適当にやってしまうと温度効果に影響がでます。
再装着
再装着にはシリンジを使っています。分量を少なくきれいに排出できるので便利です。
乾燥後に磨き
12~24時間おいてからガイドを外し、磨き作業をします
動作テストを行い、基準値内にありましたので、梱包を行い出荷しました。
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